宅建の難易度

宅建, 難易度

数ある国家資格の中にあって、宅建は、比較的難易度の低い資格だと言われています。
「宅建は、法律系資格の登竜門」といった言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。事実、宅建資格取得を足掛かりにして、行政書士や社労士といった他の法律系資格にチャレンジする人、あるいはファイナンシャルプランナー(FP)とのダブルライセンスを目指す人も少なくありません。

宅建が比較的難易度の低い資格だと言われるのには、いくつかの理由があります。その最たる理由として挙げられるのは、宅建試験の合格率の高さです。
ここ数年、宅建試験の合格率は15~17%台で推移しています。この数字だけでは、今ひとつピンとこないかもしれませんが、たとえば、上でも取り上げた行政書士や社労士の合格率は約8%となっており、宅建とは2倍近い開きがあることがわかります。もちろん、宅建試験も、合格率が15~17%台ということは100人中80人以上が不合格になるわけですから、決して簡単というわけではありません。しかし、合格率が10%を切る資格試験が少なくない中にあっては、15~17%台という宅建の合格率の高さはやはり際立った印象を残します。

資格試験の難易度を知る上で、合格率とともに参考にしたいのが、合格するために必要な学習量(時間・期間)です。たとえば、司法試験の合格率は20%を超えますが、この合格率だけを見て、「司法試験の難易度は低い」と言う人はいないと思います。なぜなら、司法試験は受験するまでが大変で、学習期間が数年間におよぶことも珍しくないからです。

では、宅建試験に合格するために必要な学習時間とは、どれくらいなのでしょうか?
法律の学習経験の有無や、不動産業界経験者であるかどうかによっても違ってきますが、一般的には、宅建試験に合格するために必要な学習時間は300時間前後と言われています。ちなみに、行政書士や社労士は約1,000時間です。つまり宅建は、行政書士や社労士と比べて、合格するために必要な学習時間は3分の1以下、しかし合格率は約2倍ということになります。このあたりからも、宅建が、比較的難易度の低い資格であると言われる理由がよくわかると思います。裏を返せば、宅建とは、頑張り次第で誰もが合格を目指せる国家資格なのです。

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